Groovyのススメ
JavaエンジニアにオススメしたいGroovy
今更ですかと言われそうですが、Groovyの話を少し。
派遣で色々な現場に出ていましたが、プロジェクトがJavaであればチームメンバー全員にGroovyを勧めていました。
理由として
- Javaの煩わしいところを簡潔に記述できる
- スクリプトなのにJavaのAPIを全て利用することができる
- DSLによる強力かつ可読性の高いコードが記述できる
- プロダクトコードよりテストコードやデータ操作、データ生成に向いている
などがあります。
プロダクトコードではJavaで記述し、テストコードやちょっとした便利ツールはGroovyで作成するのがいいでしょう。
わたしは主にテストコード(Spock)、DB操作、ファイル操作のスクリプトに使用しています。
DB操作をJavaでささっとやろうとすると中々大変ですが、GroovyならSqlクラスに接続文字列、ユーザ名、パスワード、JDBCドライバクラスを指定するだけでささっと接続できます。
def sql = Sql.newInstance('DB接続文字列', 'ユーザ名', 'パスワード', 'jdbcドライバクラス名')
たった1文でDB接続のインスタンスを取得することができます。
調査やデータ生成などにも非常に便利ですので、もしもJavaプロジェクトでGroovyを知らない方は一度調べてみてください。
有志の方が作成したGroovyのチュートリアルもあります。空き時間にでも触れてみてください。
1. index - Apache Groovyチュートリアル
Kotlinが正式リリースされてGroovy死んでしまうの?と言われている方もいますが、KotlinはJavaの代替となる印象であり、Groovyの役割とは異なる印象を受けました。ということで、まだまだイケるさ!