第5回CodeIQ感謝祭「食欲とプログラミングの秋」に参加しました
CodeIQ感謝祭に行ってきましたので感想などを。随分前のイベントですが。
東京駅で道に迷って遅刻が確定したところで昼ご飯を食べました。
- 第一部:増井雄一郎プレゼンツ「さまざまな視点から見る エンジニア採用。現場の本音」
- 第二部:ヨッピーさんが、普段聞きづらいあんな質問やこんな質問をぶつけます!
- 第三部:プレゼンの神・澤円×「JAWS-UG」の生みの親・小島英揮が最強のエバンジェリズムを語る
- 懇親会
- 総括
第一部:増井雄一郎プレゼンツ「さまざまな視点から見る エンジニア採用。現場の本音」
遅刻したので途中から。
題名にある通り、採用のお話です。ビバ売り手市場。
でもこういう場で求められているエンジニア像は一定以上のスキルを持った優秀なエンジニアが求められていると感じています。
事実、登壇されている3社では企業のカルチャーが合うかという点と技術力は重視しているように見受けられました。
募集している企業側と転職活動しているエンジニアとのミスマッチは起きやすい気がしているんですよね。やっぱりエンジニアの紹介が信頼度高い。
私個人としてはそんなに人を増やしてどうするんだという気持ちが強いので、転職エージェントを使って人を一気に増やすのは疑問に感じております。DHHも言っていましたね。
第二部:ヨッピーさんが、普段聞きづらいあんな質問やこんな質問をぶつけます!
特筆すべき内容はありませんでしたが、エンジニアもファイナンスを学びましょうというのはひしひしと感じております。
特に話題に挙がったストックオプションは勘違いしやすいので注意が必要ですね。生株が大事。持てませんが。
第三部:プレゼンの神・澤円×「JAWS-UG」の生みの親・小島英揮が最強のエバンジェリズムを語る
澤さんと小嶋さんのお話。
今回一番身になったセッション。感銘を受けることばかりでした。
- 必ず質問をしよう。オーディエンスは質問をすることでアウトプットになる
- アウェー側としてプレゼンすることで力がつく
- 実際にエヴァンジェリストの中でもホームでしかプレゼンしていない人よりアウェーで鍛えている人の方が評価高い
- プレゼンする時は「ファンを作ろう」という意識が大事。ファンは口コミなりで勝手に広めてくれる
- 登壇しよう
- 登壇すると参加するだけとは違う、質の良いインプットを得ることができる
- アウトプットすると今度はもっと良いプレゼンをしようとアップデートすることができる
- 次はもっと良いアウトプットができる
- 澤さんのプレゼンでは関係のある画像と1ワードのみにしている
- テキストに書いてしまうと自分もオーディエンスも読んでしまう
- 話すことを忘れないような画像・1ワードを設定する
- 小嶋さんはプレゼン資料を作成したらA4に12枚のスライドを印刷する。印刷して俯瞰することで
- バランスよく熱が入っているか
- 不要なスライドはないか
- 文字の大きさは問題ないか などを確認することができる
- 質問はどんどんしよう
- 日本人は質問をしようとすると「完璧な質問をしよう」としまうので尻込みをする人が多い
- 完璧な質問なんてしなくていい
- 登壇した時に質問されるのが怖いという人もいる
- 質問されたら別に「答えなくていい」
- わからない、と伝えて大丈夫
- もしくはそれはわからないけど代わりに自分が知っていることを返すのもいい。そうすると質問した人も得られるものがある
- 質問が出てこないプレゼンは失敗している可能性がある
- 海外では質問タイムを設けているにも関わらずセッション中に質問が飛んでくる
- 自分ごとだからセッションが終わると登壇者を囲んで質問タイムが始まる
- 質問する時は扇型にしよう
- 扇型なら質問の内容も答えもみんな共有できる
- 日本人は占い師型になりやすい
- 占い師型だとその一人しか質問がわからないし答えも共有されない。非常に勿体無い
特に扇型については目からウロコでした。これは本当にもっと広まってほしい。
懇親会
占い師でなく扇型になってました!私もがっつり参加させて頂きました。扇型になると話が発展していくんですよね。みなさんとの話、本当に楽しかったなあ。
なお、写真にはがっつり私が写ってました。変な顔していなくて良かった。
こんな話が上がったり
「自分はC#が得意なので、C#以外のイベントでC#を話すことは苦ではないけど、C#のイベントでC#のことを話すのは抵抗がある。みんな知っていそうだし...」
「得意なものを1つだけでなく3つぐらい持ったほうがいい。他になにか好きなこととかないですか?」
「好きなこと...趣味とかでもいいですか?」
「ええ」
「メイド喫茶や執事喫茶の運営とかやったりしました」
「それ凄い!じゃあメイド喫茶とC#を組み合わせたらユニークなものになりませんか?貴方にしか話せない内容だと思います。喫茶なら紅茶などもあるでしょう。そうするとC#・メイド喫茶・紅茶を組み合わせた話ができるようになります。他の人にはそうそうできませんよね?」
「なるほど!」
私からは動画について質問をしました
「これからの時代、動画によるメディアは増えていくと思いますがどう思いますか?スライドより圧倒的な情報量を受けられるので今後も流行っていきそうですが」
「動画はあくまで補足。見れなかったものを見れたり、予習しておくものを予め見れたり。 やはりその場に集まるのが一番。ただしコストが一番掛かる。場所・日時・費用・運営など...」
「動画だとどうしてもインプットに偏ってしまう。受講者が聞くだけ。オープンクエスチョンによる質問をしないと参加者がアウトプットできない」
「例えばスクーのようにライブで質問ができるメディアは面白い。しかしチャットベースなので参加者の表情や空気がわからないと登壇者によるアドリブも半減する」
とのことでした。うーん、納得!
総括
私個人としては澤さん小島さんの話が大収穫でした。後は懇親会。非常に価値がある内容でした。
澤さんのファンになりそうです。プレゼンも参考になりますが、マインドは追いかけていきたいですね。いつか私も・・・!