StartupWeekendに参加しました(1日目)
上京する前からおすすめされていたStartupWeekendに参加してきました。
https://swtokyo.doorkeeper.jp/events/57249
StartupWeekendとはいわゆるスタートアップ体験イベントで、金曜日の夜から日曜日の三日間に掛けてアイデアを立案・検証・完成の一通りを体験できるイベントです。
この記事ではStartupWeekendの参加報告として3日間行われた中で1日目を取り上げます。
役割
StartupWeekendでは三種類の役割があります。
- ハスラー…起業家ポジション。アイデア出し・マネジメント・価値検証を担当
- ハッカー…アイデアの機能開発
- デザイナー…アイデアのデザイン
私はプログラマーなので本来はハッカーとして参加するのが良さそうでしたが、StartupWeekendの起業体験としてハスラーが面白そうということでハスラーを選択しました。
参加者も7割ぐらいハスラーだった気がします。2割がハッカーで、1割がデザイナーぐらいかな。デザイナーは貴重です。
まあ、結局は役割なんて関係なくて、みんながみんな全部やることになります。
最初は立食パーティ
定刻通りに会場へ到着するとピザやお酒が振る舞われました。 ここで色々な人と交流します。大学生もいればご年配の方も居て、多種多様な人材が集まっていました。
この時間は割りと重要そうで、いかに色々な人と交流を深めておくかで後ほど決まるチームに影響を与えるようです。
なので立食パーティは苦手な私もなるべく積極的にお話をしにいきました。
結果、お話した人とはチームを組めませんでしたが…。
即興チームによるアイデア出し
ファシリテーターからイベント趣旨の説明がありました。
説明を終えると即興チームが結成され、ちょっとしたイベントが行われました。
それは適当な単語2つを組み合わせた新しいサービスを生み出すというもの。
これはいわゆるアイスブレイクなので本気のアイデアや価値検証までは行いませんが、即興チームの方々とわいわい仲良く楽しむことができました。
結果、この即興チームのメンバーとはチームを組めませんでしたが…。
アイデアピッチ発表
さて、ここからが本番です。
三日間体験するアイデアを各々が発表します。参加者は40人ぐらいいたと思いますが、そのうち30人ぐらいがアイデアを発表しました。 もちろん、私も発表しました。せっかく参加するならフルコースで体験したいですからね!
しかし用意された時間は1分。1分で自分のアイデアの思いの丈を伝えなければいけません。 どうやって説明しようかウンウン唸っていると他の人のピッチが頭に入ってこないんですね。これは予め用意しておいた方が良かったです。反省。
私はグルメ系サービスの提案をしました。完全にテンパっていましたがなんとか伝えることができたと思います。
それにしても、私はスタートアップ体験をするという目標でしたが、起業家の方も多く参加していて驚きました。すでにサービスを考えており後は実行に移すだけのフェーズの方もいました。
私はちょっと軽い気持ちで参加してしまっていたかもしれません。
アイデア投票
全員がアイデアを発表すると、1人3票を渡されて好きなアイデアに投票します。この投票数が多いアイデアのみが採用されます。
この3票は自分のアイデアにも投票することができ、どうしても俺のアイデアをやりたいんだ!という場合は自分のアイデアに3票ぶっこむことができます。
私はそんなに自信が無かったこともあり、3票はそれぞれ別アイデアに投票しました。
…した結果、私のアイデアが投票を集め、なんと採用されてしまいました。マジか。
チーム結成
採用されたアイデアは9つ。アイデア発表者はチームを集めるのに30秒でアピールします。
私は
『痛みを知る人しか痛みを解決することはできません!痛みを知る人の参加をお待ちしています!』
と決めゼリフを発したのですがこれがまったくの空回りっぷりで恥ずかしかったです。
チームは自分を含めて3人集めないとチームとして登録できません。今回は賛同して頂いた方が3人集まり、4名でチーム結成しました。
全員ハスラーなのでアプリ開発は難しそうですが、まあ最悪自分が何か開発すればいいかと軽い気持ちで考えていました。
ここで女性をチームに加えることができなかったのが本当に悔しかったです。 勝手な妄想ですが、女性の意見は本当に重要だと思っています。女性に刺さらなかったのが悔しいなあ。自分のアピール努力が不足していたことも痛感しました。
何にせよ、初参加初ピッチ初チーム結成です。空回りしない程度に頑張ろう。そう密やかに心の炎を燃やしました。
会場を後にして作戦会議
初日は21時に終了。会場を出て、外に食事をしに行きました。 ここで問題が。入ったビルが軒並みラストオーダーを超えていて入れません…。今回作成するサービスでこういう問題を解決できるようになるといいなあ。
なんとか入れたお店では食事の提供は終わってしまったものの、わずかばかりの前菜とお酒を片手に次の日の作戦を立てて解散しました。
初日を終えて
自分のアイデアに今ひとつ自信が持てない状態で色々と考え込んでいました。不安と期待が入り混じり、中々寝付けません。
それでもこの3日間は精一杯楽しもう。そう割り切ることにしました。せっかくのイベントですからね!
こうして激動の初日が終わります。