えんじにゃーず・ハイ

主にエンジニアや技術情報についてつらつら書き連ねるブログです

システム開発会社の営業向けセミナーの需要

以前勤めていた会社の話。

新人研修用にシステム開発(Web開発)の全体像のお話をした様子を動画で撮っておいたら、弊社の営業がめちゃくちゃ勉強になるとかで繰り返し見るほどの人気だったそうだ。

たしかに、システム開発の営業も基本的なシステムの仕組みは知っておかないと色々困ると思う。

特に地方の営業はこんなイメージ

イメージです

客「今回はクラサバからWebへリプレイスをしようと〜」

営業「なるほど、なるほど」(クラサバ...Web...よく聞くアレね)

客「で、フロントエンドはJavaScriprtで記述して、サーバーサイドはJavaAPIとしてやり取りを〜」

営業「なるほど、なるほど」(Javaね。APIね)

客「既存アプリからソースを読むこともあると思うのでクライアントコードも読める人が〜」

営業「なるほど、なるほど」(クライアントコード...?)

客「そんなことができる人を提案してください」

営業「わかりました!」

〜自社〜

営業「JavaでWeb系だからできるよね?」

新人「Javaできます!!」

こんな不幸が生まれる前に、営業もシステム側を勉強できるセミナーを開いたらお金が取れるんじゃないかと。

新人研修で話した内容

実は大した話ではありません。

Webはどんな仕組みで動いていて、ブラウザ〜サーバー〜データベースまでシステム開発者として全体像をざっくりイメージできるようにする内容でした。

最初に全体像をイメージできるようにしておかないと、局所的に教えるだけでは不幸なエンジニアしか生まれないというのが持論です。(最初にJavaだけ教えて現場投入とかね)

全て覚える必要はなくて、あくまでイメージ。引き出しを持つことができれば必要なときに調べることで地力がついてくる。

これは新人だけでなく、営業にも知っておいてほしい内容だったりします。というか、関わりがある人は最低限知っておいてほしい。

前の会社では30分ちょいぐらいで話せたから、1時間もあれば十分かな。

何かしらお話できる機会があれば検討したいな、とかふと思ったのでした。